運送業界全体のイメージアップ

若い世代に届くように広報活動を

特に若年層を中心にトラックドライバーは過酷で経済的に不安定なお仕事、という印象を持たれています。営業活動が順調に運び、毎月安定した仕事量を受注出来ても、肝心のトラックドライバーが足りていないと安定したサービス品質が保てません。実際に社員の待遇改善を行う事は勿論鉄則ですが、対策を講じた後は、徹底的なイメージ戦略を進めましょう。どのように自社の待遇が改善されたのか、福利厚生はどれ程、充実しているか、年収や役職はどういった風になったのか、世間の若者に届くような媒体と手法でPRすべきです。近頃の若者は新聞や雑誌などのメディアよりも、テレビやネットなどの媒体に接触する時間が長いです。運送業界のイメージアップを図るにはテレビCMやネットCMを打つのが効果的です。

ドキュメンタリー風の映像作品を制作

テレビのドキュメンタリー番組でしばしば見かける密着系の企画、それを自社のトラックドライバーで再現してみるのも面白い試みです。自社のトラックドライバーが実際にどのように常日頃から勤務しているか、その働き方や具体的な勤務の姿を映像制作会社のスタッフに撮影してもらいましょう。テレビ番組のようにナレーションやBGM、密着したドライバーのインタビューなども織り交ぜて、立派な映像作品に仕上げ、それをネット動画配信で配信したり、テレビCMとして放送すれば、自然と若い世代に向けて運送業界全体のポジティブなイメージが行きわたります。特にネット動画サイトは学生や若手社会人が毎日のように閲覧する媒体です。一度アップロードするだけで、後は動画がオートマチックに広報活動と採用情報を進めてくれますので、費用対効果の方も抜群です。